宜野湾市議会議員 宮城かつの3つの構想【その2】

【障がい児(者)に優しいい新たな環境整備】

平成24年に重症心身障害児(重度の知的障がい及び重度の肢体不自由が重複している状態の児童)のお子さんの保護者より、宜野湾市内への受入れ民間施設の誘致、市直営の施設を設置して欲しいと切に要望を受けました。しかしながら要望を実現させる為には多くの課題がありなかなか実現させることが出来ませんでした。しかし、平成30年にある女の子(医療的ケア児)とパパとママに出会う事で新たな方向性が見えて来ました。

当時、医療的ケア児(人工呼吸器による呼吸管理、たん吸引や経管栄養等の看護師等を配置した医療を必要とする児童)の沖縄県での受け入れ態勢は4市町村5施設での5名と沖縄県での受け入れ態勢が未整備の状況にありました。沖縄県41市町村への調査で「医療的ケア児」は207人と調査結果があるにも支援機関と繋がらず0歳~5歳児の潜在化の恐れがあると指摘がされておりました。

しかし、4市町村5施設での5名の受入れがなされている事を希望に議会で粘り強く要望を行った結果、平成32年度より宜野湾市内の認可保育園へ看護師を配置(予算化)し県内6人目の受入れを実現させる事が出来ました。更に令和3年度には公立幼稚園への入園も実現させることが出来、令和5年度の公立小学校への入学への準備に取り掛かっている所です。

現在この女の子は多くの友達に囲まれながら力強く笑顔で成長をしております。必ず実現させ、同じような境遇の子ども達が当たり前に保育園や学校へ通える環境整備を引き続き整備して参ります。

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