宜野湾市議会議員 宮城かつの3つの構想【その3】

【子ども達・女性や弱者を暴力から守る新たな環境の構築】

行政が主導で総合的な支援を行えるセンター(仮称:ぎのわんハートフルセンター)を開設し、子育て出産支援・学習支援・生活支援・警察・社協・医療・民間支援団体などの専門職に携わる人材を集結し24h体制で支援、命を守る為の受け皿(児童相談所とは違った)拠点の整備を行います。

 

【子供たちの居場所、子ども食堂】の経緯

ここでお話する内容は一部登場人物や背景を特定されない様に編集させて頂きます事にご理解頂ければ幸いです。

平成30年にネグレクトや虐待等から子供の為を守る為のの施設を開設したいと申し出た方と出会いました。今でいう「子供の居場所」の事です。当時は県内でも浸透しておらず施設の開設への補助も充実ではありませんでした。特に、施設を借り入れる為の家賃の補助等。

しかし、事業へ理解を示して頂いた方より施設の無償提供があり開設できる運びになりました。多くの課題はありましたが既に子供たちが噂を聞き施設へとやって来ました。年齢、学年、性別も様々でこの子たちの笑顔を見る限りネグレクトや虐待を受けているとは思えませんでした。月日が経ち、私の事務所が学校の通学路にある事から朝食支援を行う事にしました。最初のお客様は4年生の児童で、ピンポンボール程度の小さなおにぎりを6個食べ元気に学校へ登校して行きました。その子の家庭環境を聞くと…日曜日に食パンを1袋母親から渡され、1週間分の晩御飯との説明が!昼食は給食で朝食は…ですので朝食支援の重要性を知り、私の事務所へ市長や担当部署の職員を招いて支援の重要性を知って頂きました。しかし!

選挙管理委員会へ匿名で「宮城かつが行っている朝食支援は公職選挙法違反(物品の提供)に抵触する」旨の通報があり2週間で閉鎖する事になりました。閉鎖後も、理解できない子供たちが朝私の事務所が開くのを待って数名が並んでいる姿を今でも忘れません。

議員が直接手を差し伸べれば違反になる、ならば行政が市民を守る責任として多なう事が重要と考え議会にて継続的に提言・要望させて頂いたおります。

 

【女性や弱者への暴力(DV)への新たなる環境の構築】の経緯

ここでお話する内容は一部登場人物や背景を特定されない様に編集させて頂きます事にご理解頂ければ幸いです。

ある家族がDV被害から命を守る為に意を決して家を飛びだしました。お金も身を寄せる場所もなく。

相談を受けた私は早速、知人の家へ身を隠して貰えるように頼むと快く引き受けてくれました。しかし、この場所へずっと置いてもらう訳にはいかず後日、市役所の担当部署へ相談へ行きましたが「宜野湾市では支援出来ません!」何故?身を隠している場所が市外だったからです。

住所は宜野湾市のままであるにも関わらず…それがルールだと

緊急に身を寄せる為の施設もなく、これじゃ何の為の市役所なのか?と憤りを隠せませんでした。しかし、ルールならとひとまず冷静に…

※ この後の内容は今後、同様の方々の為に公表は控えますが、その後、身を隠している市町村の担当課へ相談すると早速専門PT(担当職員、県の担当者、社協担当者、民間支援団体担当者)を立ち上げて頂き、早急に支援プログラムを作成して頂き、避難家族が希望する市町村をピックアップし3市町村を経由し現在は多くの方々に支援されながら生活をしております。

しかし、根本的な解決には至っておらず、身を隠しながら生活を余儀なくされています。

何故?あの時宜野湾市でこの家族を早急に守る事が出来なかったのか?今も、同様な方々が居るとすれば、宜野湾市では守れないと言う事なんです。

だから私は「(仮称)ぎのわんハートフル支援構想」を立上げ、議会にて訴えている最中です。

必ず、実現させます!必ず!

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