🧒【重度障がい児の受け入れを目指して】
平成24年、重症心身障がい児を育てる保護者の方から「宜野湾市にも受け入れ施設を作ってほしい」という強い要望を受けました。
しかし、施設誘致や市直営の整備には多くの課題があり、すぐには実現できませんでした。
そんな中、平成30年に医療的ケア児(人工呼吸器やたん吸引、経管栄養が必要な児童)とそのご家族と出会い、新たな一歩を踏み出すきっかけとなりました。
📊【当時の沖縄県内の状況】
- 沖縄県全体で医療的ケア児は207人と報告されていましたが、実際に受け入れていたのは4市町村・5施設・5名のみ。
- 0〜5歳のケア児が適切な支援機関とつながらず、「潜在化」のリスクがあると専門家からも指摘されていました。
💡【宜野湾市での実現と今後】
議会で粘り強く訴えた結果──
- **令和2年度(平成32年度)**に認可保育園へ看護師配置の予算がつき、県内6人目の受け入れを宜野湾市で実現!
- 令和3年度には、公立幼稚園への入園が実現。
- 令和5年度には、公立小学校への入学準備も進行中です。
現在、その女の子は多くの友達に囲まれ、明るい笑顔で成長を続けています。
🌈【すべての子どもが当たり前に通える社会へ】
この1つの成功をきっかけに、同じような境遇の子どもたちが、当たり前に保育園や学校へ通える環境づくりを引き続き進めてまいります。